Exhibitions

主題と表現 ~堂本印象の個性

堂本印象の代表作品に対し、テーマや表現などで類似するほぼ同時代の画家による作品を併陳し、その相違を探ります。
(1)主な印象の作品
「柘榴(ざくろ)」(1920年)、「羽風(はかぜ)」(1929年)、「雪(ゆき)」(1930年)、「定朝(じょうちょう)」(1933年)

(2)他の作家の作品
石崎光揺(いしざきこうよう) 「春律(しゅんりつ)」(京都市美術館 蔵)、
菊池契月(きくちけいげつ) 「敦盛(あつもり)」(京都市美術館 蔵)、
竹内栖鳳(たけうちせいほう) 「水村(すいそん)」(京都市美術館 蔵)、
中村大三郎(なかむらだいさぶろう) 「黒衣女人像(こくいにょにんぞう)」、
福田平八郎(ふくだへいはちろう) 「安石榴(ざくろ)」(大分県立芸術会館 蔵)

平素、当館は堂本印象作品を展示する美術館として推移していますが、 今回秋期特別企画展として、同時代の他の作家5名の作品を併陳し、堂本印象の京都画壇における位置付け等を検証致します。

会期
2003年10月16日(木)~11月30日(日)
休館日
月曜日(ただし、休日の場合は、その翌日が休館)
開館時間
午前9時30分 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料
一般 500円(400円)、高大生400円(320円)、
小中生 200円(160円) (  ) 内は、20名以上の団体料金

Event

■ 列品解説
 当館学芸員による作品解説 2F展示室 午後2時から
 11月16日(日)午後2時から

■ 特別講演会
 ○11月3日(祝・月)午後2時から
 ○場所 堂本印象旧居(別館)
 ○講師 星野画廊主 星野桂三氏
 ○演題 未定

■ 堂本印象旧居(別館)秋季特別公開
 10月24日(金)~10月29日(水)
 * 呈茶 10月26日(日)
  庭園内にお茶席を設営、琴・尺八演奏(お茶劵300円)
  協力 : 立命館大学 邦楽部

■ 美術館魅力探索
美術館の魅力を一緒に探してみませんか
○ 日時 : 11月2日(日) 11時からと2時からの2回
○ 協力 : 堂本印象美術館生涯学習 ボランティアグループ「きぬかけ会」

☆ ようこそ印象の館へー
少人数のグループ(5~6人)に分かれて、展示作品の鑑賞をしながら、 普段は非公開の場所や見過ごしてしまうような箇所など、美術館施設の隅々ま で探索します。ナビゲーターを当館のボランティアがつとめます。
(所要時間約1時間)
※ 参加者には参加記念品(絵葉書、記念写真)を進呈します。
※ 開始時間の5分前までに直接受付に申し込んで下さい。
※特別事業は、観覧料のみで参加できます。
(特別講演会は、直接別館会場へお越 しいただいても結構です。無料。)