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堂本印象の人物画 ~時代を映す貌~

堂本印象の人物画 ~時代を映す貌~

人物画は、洋の東西を問わず古くから絵画の中心をなしてきました。本来は特定個人の特徴を表す肖像画をさしますが、神と人が同形である神話などから主題を得た神話画や、擬人法を用いた寓意画、史実や想像に基づき再現された歴史画、あるいは裸体面、風俗画なども広義には人物画といえるでしょう。  堂本印象が大正から昭和までに制作した人物画の対象は多岐に及びます。また、その表現方法も一つのスタイルに止まらず様々な変貌を遂げました。  本展は人物を主題に取り上げた代表作により、その技法や表現の変遷を紹介しながら、それらが描かれた時代を併せ観ようとするものです。なお、本展では当節新収蔵の『楠公父子(1944年・戦時特別文展)』が初出品されます。どうぞ、ご鑑賞下さい。

会期
2000年 8月 1日(木)-11月 5日(火)
休館日
月曜日(但し10/9・10/23は開館)
開館時間
午前 9時30分→午後5時(ご入館は閉館30分前まで)
入館料
一般500円(400円)/高大生400円(320円)/小中生200円(160円)
※消費税込み ※( )内は団体20名様以上の割引料金

Event

【大文字・夜間特別開館】
8月16日(水)午後 9時まで
3Fサロンから大文字送り火を鑑賞

【列品解説】
10月 8日(日)午後 2時~ 
当節 2階展示室 当館学芸員による作品解説

【堂本印象旧居(別館)秋季特別公開】
10月20日(金)~24日(火)
呈茶10月22日(日)

【特別講演会】
11月 3日(金・祝)午後 2時~
堂本印象旧居(別館)
京都市立芸術大学非常勤講師今井 淳氏による講演会

※<特別講演会>以外は入館料のみ必要となります。