Exhibitions

40人の作家による 京のうつろい -春から夏へ-

山や川の清々しさ、木々の合間に漂う情趣をはじめ、由緒ある寺院や人々の生活にまつわる日常風景や祭事など、京都には四季を通して様々な魅力的なシーンが数多く存在します。こうした美しい自然や歴史的な文化に恵まれた京都の佇まいは、多くの人々に愛でられてきました。京都府では、京都の美しい自然や文化を広く紹介し、後世に伝えるため、京都ゆかりの作家に委託して様々な絵画シリーズを制作しました。
本展では、その時代の京都を残すため、1986(昭和61)年に制作された「京の四季」および動植物の保護を目的に京都で開催されたワシントン条約第8回締約国会議を記念して1992(平成4)年に制作された「いのち賛歌」のシリーズから、春と夏の自然や景色に想いをよせた作家の作品を展観します。草木が芽吹き、花咲く春の賑わい、夏の爽やかな風情など、絵画をとおして表現されるこの季節の新鮮な魅力を感じとっていただければ幸いです。

会 期
2014年4月4日(金)~6月15日(日)
休館日
月曜日 [但し、5月5日(祝・月)開館、7日(水)休館]
開館時間
午前9時30分 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料
一般500円(400円)/高校・大学生400円(320円)/小・中学生200円(160円) 
( )は20名以上の団体料金
65歳以上の方(要証明)および障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
主催
京都府・京都府立堂本印象美術館

Event

■ 同時開催
【企画展】
「印象の襖絵下絵-智積院・西芳寺・法然院-」
2014年4月4日(金)~6月15日(日)
京都の寺院を中心に数多くの襖絵を制作した堂本印象。今回の展示では、当館所蔵の智積院宸殿、西芳寺本堂、法然院方丈および望西閣の襖絵下絵を展示することで、寺院空間に思い描いた印象のイメージを紹介します。