Exhibitions

五彩を感じて 印象の墨の世界
The Essence of Colors in Monochromes
Sumi Ink Paintings of Domoto Insho

五彩を感じて 印象の墨の世界

堂本印象(1891-1975)は水墨表現を好んだ画家でした。印象の本格的な墨の表現の追求は、平安時代の仏画に見られる流麗な線に対する憧憬から始まりました。その後、仏教の教えを深く学ぶなかで、抽象性を帯びていき、戦後には、アンフォルメルの影響を受け、黒色を基調にした独自の抽象表現を確立させました。
本展では、初期の水墨表現とともに、戦後のアンフォルメルの影響を受けた抽象画も展示し、堂本印象ならではの幅広い墨の世界を紹介します。

Domoto Insho (1891-1975) was fond of ‘sumi-e’, Ink-and-Wash Painting technique. Insho’s pursuit of authentic ink expression began with his admiration for the elegant lines seem in Buddhist paintings from Heian period (794-1185). Later, as he studied Buddhism teachings, his ink expression became more abstractive. After the WWII, Insho established his distinct style of black ink painting influenced by postwar Informalism movement. The exhibition introduces Insho’s diverse range of monochrome world.

〇イベント情報
終了 ☆夏休み親子向けワークショップ
「堂本印象美術館をモチーフにガラス作品を作ろう!」(要申込)

日 時:2024年7月28日(日)14時30分~16時
会 場:旧堂本印象邸(美術館東隣)
講 師:德力竜生氏(ガラス工芸作家・京都工芸美術作家協会理事)
定 員:小学生の親子10組20名 ※先着順
参加料:1000円(美術館チケット付)
内 容:板ガラスの上に、さまざまな色・形のガラスパーツを組み合わせて貼り付け、フレームに入れて飾ることが出来るガラスのアート作品を作成します。

※ワークショップに関する問い合わせ:京都新聞COM事業推進局開発推進部(TEL:075-255-9757※平日10-17時)
詳細・申込はこちら

●同時開催
第5回京都工芸美術作家展(会場:京都府立堂本印象美術館 新館)
出品者:久保田繁雄(染織)、小林英夫(陶芸)、柴田良三(陶芸)、山出勝治(染織)
詳細はこちら

チラシPDF(「五彩を感じて 印象の墨の世界」)
出品目録(「五彩を感じて 印象の墨の世界」)

会期
令和 6年6月5日(水)~令和 6 年9月8日(日)
休館日
月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌平日休館)
開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は30分前まで)
入場料金
一般510円(400円)/高校・大学生400円(320円)/小・中学生200円(160円)
( )は20名以上の団体料金
65歳以上の方(要公的証明書)および障害者手帳をご提示の方(介護者1名を含む)は無料
主催
京都府、京都府立堂本印象美術館(指定管理者:公益財団法人京都文化財団)、京都新聞
助成
一般財団法人地域創造

Event

ギャラリートーク

日時
2024年7月13日(土)14:00~
2024年8月3日(土)14:00~
会場:2階展示室