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堂本印象生誕125年
鮮やかなる筆の技 ―信貴山成福院の襖絵―
堂本印象(1891-1975)は、1918年に京都市立絵画専門学校に入学し、その翌年の第1回帝展に初入選して日本画家としての道を歩みはじめました。それ以降、大正、昭和を通しておよそ60年の間に様々な画風を展開し、数多くの作品を制作しました。花鳥画、風景画、人物画、仏画から抽象画まで幅広いテーマや表現技法を用いた印象の自在な世界は、日本画壇の中でも独自の境地を築きました。
本展では、印象が壮年期に描いた信貴山成福院の襖絵(非公開)を特別に出品し、その鋭い観察力と冴えた技に注目します。
水墨の勢い、淡彩の繊細さなど趣に富んだ筆づかいは、まさに妙技といえます。あわせて40代に描いた作品、下絵も展観することで、妙境に達した印象の世界を紹介します。
- 会期
- 2016年6月21日(火)~9月22日(木)
- 休館日
- 月曜日
[但し、7月18日(月・祝)開館・19日(火)休館、9月19日(月・祝)開館・20日(火)休館]
- 開館時間
- 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 入館料
- 一般500円(400円)/高校・大学生400円(320円)/小・中学生200円(160円)
( )は20名以上の団体料金
65歳以上の方(要証明)および障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
- 主催
- 京都府、京都府立堂本印象美術館(指定管理者:公益財団法人京都文化財団)
Event
■同時開催
【京都現代作家展 Contemporary Artists in Kyoto】
箱崎睦昌「仏観想」
6月21日(火)-8月6日(土)
雲丹亀利彦「エスキースからの展開」
8月9日(火)-9月22日(木)