Exhibitions

堂本印象生誕120年記念・第26回国民文化祭協賛
特別企画展「マルチアーティスト・堂本印象 -日本画・洋画・工芸・建築・デザイン-」

堂本印象は明治24(1891)年京都に生まれ、大正8(1919)年に第1回帝展に初入選して以降官展を中心に活躍し、大正から昭和にかけての日本画壇において指導的地位を築きました。一方、日本画のほか油彩画や水彩画も描き、また陶芸や漆芸などの工芸、彫刻も積極的に手がけ、さらに晩年には自身の作品を収めるための美術館を構想し、外観や内装も自らのデザインで実現させるなど、平面のみならず立体作品や空間構成まで幅広い創作活動を行いました。
堂本印象生誕120年を記念した今回の特別展覧会では、日本画家の枠を超えて様々な創造に挑戦した印象をマルチアーティストととらえ、その業績を多角的に紹介します。官展に出品した代表作を中心に、壷、皿、茶碗、タペストリーから、木彫人形、また美術館の装飾デザインのスケッチなど多岐にわたる作品の数々によって、印象の芸術活動の多様さと豊穣さを感じとっていただければ幸いです。

会期
2011年10月28日(金)~12月11日(日)
休館日
月曜日
開館時間
午前9時30分 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料
一般 500円(400円)、高大生400円(320円)、小中生 200円(160円) (  ) 内は、20名以上の団体料金
主催
学校法人立命館、京都府

Event

■関連企画
【生誕120年記念シンポジウム】
 日時:11月3日(木・祝)14:00~16:00 
 場所:立命館大学創思館1階カンファレンスルーム 
 定員:先着100名(事前申込不要) 聴講無料
 *ご来場には公共交通機関をご利用ください。

基調講演  内山 武夫 (京都国立近代美術館元館長)
パネリスト 内山 武夫 (京都国立近代美術館元館長)
      尾崎 眞人 (京都市美術館学芸課長)
      菅谷 富夫 (大阪市立近代美術館建設準備室研究副主幹)
      石川 祐一 (京都市文化財保護課主任文化財保護技師)
コーディネーター 島田 康寬 (京都府立堂本印象美術館館長、立命館大学先端総合学術研究科教授)

【その他のイベント】
関西文化の日(入館無料)
日時 :11月19日(土)、20日(日)

きぬかけ華回廊  (華道小松流共同企画)
日時 :11月19日(土)、20日(日)
場所 : 堂本印象美術館別館和室