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芸術の旅人 堂本印象の世界展(高島屋)

京都出身の画家、堂本印象(1891~1975)は、大正8年、第一回帝展で彗星のごとくデビューして以降、次々と話題作を発表、近代日本画壇を代表する一人として活躍し、昭和36年には文化勲章を受章しました。次々と新たな芸術表現を求める様を、自ら旅人に例えたその画業は、華麗なまでに変貌を重ね、常に世間に刺激を与え続けました。その豊かな画才は、日本各地の寺社の障壁画においても発揮されました。
 本展では、代表作の絵画、寺院の非公開襖絵をはじめ、本業を超えた油絵、工芸などの作品も交えて展観し、印象の芸術世界とその真髄に追ります。

大阪展
2000年 9月21日(木)-10月 3日(火)[13日間]
大阪・なんぱ高島屋グランドホール〈 7階〉
※会期中は休みません。
名古屋展
2000年10月 5日(木)-10月17日(火)[12日間]
JR名古屋高島屋
※11日休館
東京展
2000年10月19日(木)-10月31日(火)[13日間]
日本橋高島屋
※会期中は休みません。
開場時間
開場時間=午前10時→午後7時30分(ご入場は閉場30分前まで)
最終日は午後4時閉場
入場料
一般800円(600円)/大・高生600円(400円)
※消費税込み ※( )内は前売り及び団体10名様以上の割引料金
主催
京都府、京都府立堂本印象美術館、NHK大阪放送局、NHKきんきメディアプラン
作品内容
帝展デビュー作の「深草」から絶筆「善導大師」まで、印象の画業の変遷を示す代表作の日本画、油彩、工芸品および通常非公開の寺院の襖絵など約60点を展示します。
 <主な作品>「乳の願い」、「木華開耶媛」、「メトロ」、「交響」(以上堂本印象美術館蔵)、「瓜・西瓜図」(教王護国寺蔵)、「柳に鷺」(信貴山成福院蔵)、「静風自来」(法然院蔵)※会場によっては展示作品、点数が異なります。