Exhibitions

神仏への虔み~印象の宗教画

印象はきわめて敬虔な仏教徒であり、多くの経典や仏教書を読み、日々研究をおこたりませんでした。しかし、これらを礎としながらも、印象の宗教画を魅力あふれるものにしているのは、「現代の仏画には現在人の持つ最高、最上の深いものが盛られていなければならない」という信念にほかなりません。この姿勢こそが新感覚の宗教画を次々と生み出す源となったのです。本展では仏画をはじめ、宗教的画題にちなんだ本画、下絵等約60点を展観いたしますが、各々の作品は印象が近代の宗教画家として、いかに得難い存在であったかを如実に伝えています。

会期
2002年7月2日(火)~10月14日(月・祝)
休館日
毎週月曜日 (ただし休日の場合は、その翌日が休館。)
開館時間
午前9時30分 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料
一般 500円(400円)、高大生400円(320円)、小中生 200円(160円)
 (  ) 内は、20名以上の団体料金

Event

■ 列品解説
 7月7日(日) PM2時から 当館学芸員による作品解説
■ 大文字・夜間特別開館
 8月16日(金)  午後9時まで 
 3Fサロンから大文字送り火を鑑賞
 ※特別行事は、いずれも入館料のみでご参加いただけます。