過去の展覧会 Past exhibitions
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2013年
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京都画壇の巨星たち I -文化勲章受章者による日本画-
2013年04月12日(金)~2013年05月26日(日)京都画壇で活躍し、文化勲章を受章した日本画家たちの芸術世界を紹介します。このたびの展覧会では、受章者11人のうち第一部として竹内栖鳳、小野竹喬、上村松篁、池田遙邨、秋野不矩、堂本印象の6人の作家をとりあげます。京都という一地域にとどまることなく日本の代表的作家として活躍した画壇の巨星たちの競演をご覧ください。
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モノクロームの可能性
2013年06月01日(土)~2013年09月29日(日)
-印象の墨絵・東寺小子房襖絵を中心に-堂本印象が描いた墨画作品を幅広く紹介しようとするものです。印象は、約60年におよぶ画業において、東洋の古典に西洋的な表現を取り入れた具象絵画から、戦後の抽象絵画にいたるまで幅広い展開を遂げました。そのなかでも、印象は一貫して日本の伝統的な表現手段である墨を用い続けました。昭和初期の風景表現における巧みな墨使いはもちろんのこと、昭和30年代以降に挑戦しはじめた色彩豊かな抽象画においてもダイナミックな墨線が主要な表現として用いられるなど、印象の画業のなかで墨は大変重要な役割を担ったといえます。
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京都現代作家展
2013年06月01日(土)~2013年09月29日(日)
日々照応 岡村倫行展
テネシーへの想い 北野治男素描展
「日々照応 岡村倫行展」 6月1日(土)-7月28日(日)
空間を凝視し、繊細な線で作品をつくりあげる岡村倫行。
人物から背景へ、自然から空間へと広がる独自の情感を展観します。
「テネシーへの想い 北野治男素描展」 8月2日(金)-9月29日(日)
アメリカの自然と対峙する北野治男。
テネシーの風景から生命の声を聴く作家の姿が作品から見えてきます。 -
女性が描いた昭和のエレガンス
2013年10月10日(木)~2013年11月24日(日)
―梶原緋佐子・広田多津・三谷十糸子・北沢映月―近代から現代にかけて、京都では数多くの女性画家が輩出されました。特に、大正から昭和期には、女性や子どもをモチーフに、その時々の時世を鮮やかに反映させた作品を世に送り出した女性画家の活躍が見られます。
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印象作品ができるまで
2013年10月10日(木)~2013年11月24日(日)
-「春」「婦女」「或る家族」-細部を観察してかたちを生き生きととらえる素描、画面構成やモチーフを整えて作品の構想を決定していく下絵などには、制作の裏にある画家の試行錯誤が表れています。堂本印象の代表作でもある〈春〉〈婦女〉〈或る家族〉を素描、下絵とともに紹介します。
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美の跫音(あしおと)
2013年12月04日(水)~2014年03月30日(日)
―1952年のパリ・ローマ・フィレンツェ―ヨーロッパの風景を題材にした瀟洒な素描、ペン画、油彩画の数々を中心に、現地の芸術体験を糧に制作した帰国後の作品もあわせて展観します。異文化にふれて新たな表現の扉を開いた印象の旅情を感じとっていただければ幸いです。
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浅井忠の眼
2013年12月04日(水)~2014年03月30日(日)
―パリの街角を飾ったポスター―京都工芸繊維大学美術工芸資料館の協力を得て、京都高等工芸学校図案科の教材用に浅井忠などがパリから持ち帰ったポスターの数々を展示します。ロートレックやシェレなどによって賑わった19世紀末のパリのポスターデザインをお楽しみください。