過去の展覧会 Past exhibitions
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2010年
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こころをかたちに -新造形の誕生-
2010年06月18日(金)~2010年10月24日(日)「地上の形態を超えたる永遠なるものの美を、屈従と苦悩の伝統からでなく、抽象することによって、自由な公共芸術は生まれる」とは、堂本印象が1963年に残した言葉です。印象は、戦後の混沌とした日本で、人々の思考や社会状況が激変するなか、美の本質を既存の対象からこころの造形に求めることで、伝統を打ち破り、独自の日本画表現を目指しました。そして、「不可解な美」の姿をつかもうと意欲を傾けた作品群を、印象自ら「新造形」と名づけました。墨線や明暗それぞれの色彩が織り成す自由な表現のなかに芸術創造に向き合う画家の取り組みを読み取っていただければ幸いです。
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金島桂華の世界
2010年10月29日(金)~2011年11月28日(月)
-華鴒大塚美術館所蔵品より-金島桂華(1892-1974)は、広島県深安郡神辺町に生まれ、大阪に出て日本画を学んだ後、1911年に京都の竹内栖鳳に師事しました。1918年の第12回文展で《叢》が初入選して以後、官展を中心に活躍し、確かな自然観照に基づいた鮮麗な花鳥画を多く描きました。1923年、それまで村上華岳が住んでいた衣笠村小松原溝口町(現・京都市北区平野八丁柳町)の家に移り、その後も亡くなるまで衣笠界隈を制作の拠点としました。1930年より10年間は京都市美術工芸学校で教鞭をとり、また画塾衣笠会を主宰し、後進の指導にも力を注ぎました。本展では、衣笠ゆかりの日本画家・金島桂華による鮮やかな色彩の世界を紹介します。
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「人」を描く-情景から造形へ-(後期)
2010年12月03日(金)~2011年05月29日(日)実在した人物像からモティーフとしての人体表現にいたるまで、印象が描いた「人」の多彩な表現に迫ります。自らのイメージを表現するために、生涯にわたって様々な形態を求めた画家の側面を、描かれた「人」を通して紹介します。