過去の展覧会 Past exhibitions
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2011年
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うつろいゆく時の詩 -四季の情景-
2011年06月03日(金)~2011年08月07日(日)春夏秋冬―日本には四季折々によって移り変わる木々や草花の表情が見られ、私たちの目を楽しませてくれます。春に芽吹く花、豊かに実る夏の果実、鮮やかな秋の紅葉、冬の雪景色に佇む鳥の姿など、季節によって様々な姿を見せる自然の風物は、古くから絵画のモチーフとして愛好されてきました。堂本印象もこうした移ろい行く自然に敏感な感性を働かせて多くの作品を描きました。本展では、印象が描いた季節の風物にまつわる作品をとりあげ、その多彩で独自の自然表現を紹介します。
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印象とアンフォルメル・具体・墨象 - 戦後の前衛
2011年08月12日(金)~2011年10月23日(日)昭和30年代以降、堂本印象は新しい美の創造のために大きな挑戦しました。徐々に具体的な形象を描くことをやめ、墨線と色彩で内面的な美を表現することに辿り着いたのです。日本画材による独自の抽象表現は、印象自身によって「新造形」と名づけられ、欧米でも評価されました。しかし、「新造形」にいたった背景には、アンフォルメルなど抽象表現が活発化していた当時の欧米の状況が大きく影響しています。本展では、国内で同様に前衛的な活動を行った具体美術協会や森田子龍の墨象の運動との関連も含めて、印象の挑戦的な表現の数々を紹介します。
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堂本印象生誕120年記念・第26回国民文化祭協賛
2011年10月28日(金)~2011年12月11日(日)
特別企画展「マルチアーティスト・堂本印象 -日本画・洋画・工芸・建築・デザイン-」明治24(1891)年、京都に生まれた堂本印象は、大正8(1919)年に第1回帝展に初入選して以降、官展を中心に活躍して日本画壇の中心的地位を築きました。したがって日本画家として知られる印象ですが、油彩画や水彩画も描いたほか陶芸、彫刻などの工芸品も積極的に手がけました。さらに、晩年には自身の作品を収めるための美術館建築を構想し、その外観や内装も自らのデザインで実現させるなど幅広い創作活動を行いました。本展では、日本画家の枠を超えて様々な創造に挑戦した印象をマルチアーティストととらえ、その業績を多角的に紹介します。
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印象のまなざし-都市と自然
2011年12月16日(金)~2012年03月11日(日)山や川、渓谷や森といった日本的な自然風景のほか、ヨーロッパ都市の街並みも意欲的に描いた堂本印象。その表現方法は、墨を用いて湿潤な空気感を伝えるものや明るい色彩で軽妙なものなど様々です。また、これらの制作過程には現場で描かれた数多くのスケッチの存在が欠かせません。本展では、印象の画業の中から多彩な風景表現をスケッチとともに紹介します。都市と自然の表現を通して印象の風景への関心を読み取っていただければ幸いです。
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暮らしのすがた-時代・社会
2012年03月16日(金)~2012年05月27日(日)堂本印象は大正期から昭和30年代にかけて、古今東西の人々の生活様式に目を向けた作品を描きました。その内容は、中国やインド、ヨーロッパにわたる多様な風俗に及びます。なかでも、第二次世界大戦は、急激な社会変動をもたらし、このことに対する疑問が印象に新たな表現世界を追求する契機となりました。本展では、古今東西の世相を映し出した作品を紹介することで、時代や社会を見据える印象のまなざしに迫ります。